リガク デスクトップ3DマイクロX線CT CT Lab HX
概要
卓上型の3D X線CTであり,幅広いサンプルを高速でスキャンすることが可能である.2.2 µmの解像度と,φ200×150mm観察範囲を持ち,内部欠陥などを可視化することができる.非破壊でサンプルの観察が可能であるため,品質管理や生産管理に用いることができる.結果が出るまでの時間は数分であり,高速にスキャンできる.高速スキャン,再構成,ボリュームレンダリングを通して,サンプル内部を可視化する.2D/3D形態学的解析,サーフェイスおよびボリュームレンダリングの可視化が可能である.
想定される利用対象
3Dプリンターによって,複雑な形状や内部構造を持つ部品が作成可能となり,完成した部品が意図した通りであるかどうかの確認が重要になっている.造形物内部を確認するために,検査を非破壊,ワンタッチで行うことができるX線CTは重要度を増している.想定される用途としては,内部構造を含めたリバースエンジニアリング,微細形状・流路などワンショットで確認できない形状の検品などが考えられる.
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